1999年、「秋の阪急レールウェイフェスティバル´99」にて行われた「絵はがき絵画コンテスト」で、最優秀賞である阪急電鉄賞を受賞しました。

 

大学院在院中、このまま日本画制作を続けていくことに疑問を抱いていた頃、

なんとなく目にしたコンテストに応募したのですが、久しぶりに純粋に「楽しい!」と思いながら描くことが出来た作品です。

 

この受賞をきっかけに、自分の世界観の方向性を見い出せたと思っています。

当初、大学院での日本画制作とは別に、自宅でハガキサイズの作品をあれこれ模索しながら制作し始め、少しずつ現在のようなスタイルに近づいてきました。

 

左に2点は芸大受験時代に描いた描写です。床に移りこむ影を描いたものと描かなかったもの。

右2点(共にかぼちゃ)は、芸大1回生日本画基礎での鉛筆描写と日本画顔料による描写。